フェンリル(勝手に五行属性モンスター)

【フェンリル Fenrir】(属性:火)
「地を揺らすもの」の意味の名を持つ巨大な狼の姿をした北欧神話の怪物。
目や鼻からは炎が噴き出し、顎を開けばその上顎は天にも達し、流れる涎は川となる。
邪神ロキが女巨人アンクルボザとの間にもうけた三兄弟の長子で、
神々に災いをもたらしやがて世界を飲み込むとの予言により拘束される。
ドワーフの手による魔法の紐「グレイプニル」により縛り上げられたフェンリルだが、
ラグナロク(神々の黄昏)にはそのいましめ解き主神オーディンを食い殺すとされている、
北欧神話最強とも言われる魔獣。
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ゲームなどではなぜかよく「氷」属性として登場することが多いが、
神話の中でフェンリルと氷を直接結びつけるようなエピソードは見当たらない
(フェンリルの妹ヘルが氷の国ニブルヘイムの支配者ではあるけど)。
「地を揺るがすもの」という名の意味から「土」属性とも考えたけど、
「土」は弟のヨルムンガンド(ミドガルズオルム)にゆずり、
目や鼻から炎が噴き出しているとのことで属性は「火」に!